あなたは一日に3食とりますか?それとも6食?

一度にたくさん食べるか?それとも少量か?

私達は誰もが食事をします。ですから食事方法の議論になると誰でも参加したがりますよね。

ダイエットに関してよく議論になるのは、「一日に何食、食事をとるべきか?」ということです。

なかには、間食することに対して絶対的に反対の方もいます。完全に一日3食だけに制限し、それ以外は食べないという方です。彼らからすると、間食は単に余計なカロリー摂取に過ぎません。

一方で、一日を通して少量の食事を小分けに取ることで食欲をうまくコントロールできるという方もいます。
彼らはたいてい、一日に5食から6食、食事をとります。

どっちがいいのか?

結論を言うと、3食がいいのか6食がいいのか、最近の研究でもはっきりどちらとは証明されていません。

気にすべき点は「トータルでどれだけエネルギーを摂取したか」であって、「どれくらいの頻度で摂取したか」ではありません。要は、減量をしている方は合計の摂取カロリーを気にする必要があるということです。

間食は決して悪いことではありません。しかし、目標としている一日の摂取カロリーを超えないよう気をつけてください。

一般的におやつと言われて思い浮かべるのは、チップスやクッキーにキャンディーなどですよね。これらは、脂っこくて塩分や糖質も多いです。

「ダイエットするならおやつはダメ」と思い込んでしまうのも無理はありません。たしかに、間食として上記のようなおやつを食べている場合は、余分なカロリーを摂取しているだけに過ぎません。

「普段の食事のカロリーコントロールでさえ苦労しているのに、それに加えて間食なんて……」という方もいます。しかし、ヘルシーなおやつはいくらでもあります。

私が個人的に少量の食事を一日に何回も取るほうに賛成なのは、ヘルシーなおやつが理由です。

食べる回数を増やすことで摂取できる栄養も増える

仮にあなたが一日に7~10種類の野菜とフルーツ、2種類の乳製品、それにたんぱく質を取ることを目標にしているとします。

このすべてを3食の食事だけで取ろうとするのはとても大変ですが、間食に野菜やフルーツ、ヨーグルト、またはたんぱく質を取ることで目標をもっと簡単にクリアすることができます。

一日の食事の回数が少ない方は、一日中ほとんど食べていないからという理由で、いざ食事の時間になると好きなものを好きなだけ食べてしまう傾向があります。また、一度にたくさん食べておいて回数を少なくしたほうが食欲を抑えることができるという方もいます。

しかし、それはほとんどないでしょう。このような方たちの多くは、自分でも気付かないうちに間食をしてしまっているのです。

実際は、食事の回数を増やすことで一回の食事の量をコントロールすることができます。

頻繁に食事をする方は、毎回の食事の量を少しずつ減らして、少量でも満足できるように慣らしていくようにしましょう。数時間後にはまた食事の時間になると思えば、食欲を我慢する必要もなくなります。

健康的な食事をする素晴らしい点

食物繊維たっぷりのフルーツと野菜、それに全粒粉などは比較的低カロリーですし、低脂肪でたんぱく質が多いため食欲をコントロールしてくれます。

つまり、数時間おきに食事をとっていても、高カロリーになることを気にすることなく食事の量と質を確保できるのです。