よくクライアントさんから、「寒いほうが痩せるはずなのに、冬になると太るのはなぜですか?」と聞かれます。

現代人は、冬になり寒くなってくると、部屋の温度を上げて快適に過ごそうとします。

「部屋の温度を上げることで体重が増えるのでしょうか?」

現代人は、サーモスタットと室内暖房のおかげで、寒さへの適応力が弱くなりました。これは、人間の「カロリーを燃やす自然なメカニズム」を活用しなくなっていることが原因です。

最近の肥満調査報告紙(Johnson Fetal「快適ゾーンで過ごす時間の増加は、肥満の人口増加に関係するのでしょうか?」肥満調査, オンライン2011年1月24日公開)のレポートで、科学者たちは「快適に感じる室内温度が過去30年ほどで上昇している」ことに注目しました。

世の中は「熱単調性」と呼ばれる方向に向かっている

現代はとても便利な世の中です。

車のなかではエアコンを使うことで快適な温度設定になっています。さらに、リビングルームの温度を数度上げただけでなく、夜間のベッドルームやトイレの温度までも上昇させました。

つまり、私たちは屋内の温度を24時間快適に保つ傾向があるということです。これが「熱単調性」です。

肥満調査報告紙では「褐色脂肪組織」と呼ばれるある種の脂肪の役割にも焦点を当てている

褐色脂肪組織は、少なくとも小動物や赤ちゃんでは熱を発生させるのに大きな役割を果たすことが知られています。

人々が年を取るにつれて、褐色脂肪組織を失う傾向があります。その代わりに、おもに余分なカロリー保存タンクとして役立つ「白い脂肪」を蓄積します。

最近まで、大人には褐色脂肪組織がほとんどないことが前提でした。しかし、PETスキャンなどにより、成人の褐色脂肪組織をより容易に特定できるようになりました。

この調査で引用されたある研究では、周囲の温度が約6℃低下したとき、24人の被験者のうち23人から代謝的に活性化された褐色脂肪組織が検出されました。

計算上、褐色脂肪組織が完全に活性化できる条件下では、被験者は1年で約4キロの体脂肪に相当するカロリーを燃焼させる可能性があることが示唆されました。

ただし、すべての成人が褐色脂肪組織を持っているわけではないことを覚えておいてください(検査には寒さのなかでのPETスキャンが必要です)。

動物は暑くなるにつれて自然と食べる量が少なくなり、寒くなると動き回ります。私たち人間は動物と違い、気温が上昇したり下降したりしたときに、食事の摂取量とエネルギー消費量はほとんど変化しません。

私たちは自然を克服し、暖房の効いた家に座って、くつろいで食事を取ることができます。それは本当に便利で、幸せなことです。

だから「身体が冷えていることだけでダイエットができる」と思うのは魅力的な考えですが、依然として健康的な食事と十分な運動が重要です。

結論:単純に「熱を下げて服を脱ぐだけでダイエットの問題を解決できる」なんてことはない。