「毎日運動してるのに結果が出ない」というときの意外な解決策

停滞期に入ったと感じていますか? 運動の習慣が頓挫しましたか?

心配しないでください。それは誰にでも起こることです。

あなたの電源を入れ直し、もう一度結果が出るようにしましょう。

もしもあなたが、運動と食事の正しいプランを実行しているはずなのにその努力が結果に表れていないように思うのなら、今日この記事でお話しすることが役に立つかもしれません。

ダイエットやスポーツにおいて、停滞期(のように見えるもの)はごく一般的な問題です。「なぜ停滞期(のように見えるもの)が訪れるのか」については多くの理論がありますが、大事なのは解決策です。そしてその解決策は、驚くほど簡単なものなのです。

あなたがする必要があるのはたったひとつ。それは「数日間休む」ことです。

身体のパフォーマンスを元に戻し、運動や減量の停滞期から抜け出すためには、それまでと違うことをする必要があります。

あなたにダイエットの停滞期から抜け出したいという気持ちがあるなら、「十分な休養」はあなたが必要とする魔法の要素かもしれません。

スポーツパフォーマンスやダイエットでは、運動と食事(栄養)のバランスが取れていることが重要です。「過ぎたるはなお及ばざるがごとし」という言葉があります。

この言葉は、「身体を酷使すること」に関しては特に正しいです。疲れ果てるまで身体を酷使することは、健康レベルやダイエットの目標を達成する際に惨事を招く恐れがあります。

質の高いダウンタイム(休養)を計画的に取り入れないと、いつでも「停滞」が発生する可能性があります。

身体を休ませることが重要な3つの大きな理由

休息が時としてトレーニングよりも有益である理由が3つあります。

疲労を回避できる

あなたの身体は頻繁に再生し、復元し、修理する必要があります。そして身体を自然に癒やすもっとも効果的な方法は「休息すること」です

働き過ぎた筋肉や過度にストレスをかけられた関節は、正常に機能しなくなります。

幸いなことに、筋肉が過労になったときには身体が知らせてくれます。それは「痛み」や「不快感」として表れます。

身体を動かして痛みや不快感を感じるようであれば、それは休息を取る必要があるという身体からのサインです。

また、運動に身体を適応させ、改善するためには、神経系にも休養が必要です。

身体の声によく耳を傾け、痛みを感じたら必ず休んでください。

結果的にパフォーマンスが良くなる

アスリートは、理由があってサイクルに沿ったトレーニングをします。

トレーニングのタイミングはアスリートによって異なりますが、各アスリートのプログラムには「休養日」という共通の項目があります。

彼らが休養を取るおもな理由のひとつは疲労を避けることですが、身体を休めることはストレスによるケガを防ぐのにも役立ちます。

多くのアスリートは、休息を取ったあとは総合的なパフォーマンスが向上していることに気付きます。十分に休息した身体は疲れた身体よりも良い結果を得られるのです。

新鮮な興奮を得られる

毎日身体を動かすと、自己満足的になり、気付かないうちに運動量が減っているときがあります。

あなたは、数日間散歩に連れていってもらえなかった犬を見たことがありますか? 彼らが外に出るとそこはまるで全く新しい世界のようで、すぐにとても興奮します。

それは人間にとっても同じです。

現在の運動のルーチンから1~2日休みを取ると、新たな取り組みと興奮に満ちたアプローチでトレーニングに戻ることができます。

おわりに

トレーニングやダイエットの結果に影響する要因は数多くありますが、過剰なトレーニングがそのひとつであるなら、1日か2日休養を取ることで簡単に修正することができます。

人の身体はみんな違います。あなたの身体はあなたのペースで適応するのです。

「結果を出すために十分な休息を取る」というのは、持続可能な結果を達成するための賢いアプローチです。

あなたの身体はひとつしかありません。賢く大切に扱ってください。

週に数日の休養日を増やすことをおすすめしますが、それはソファに座って何もしなくていいということではありません。ゆっくりとした散歩や水泳などの強度の低い運動を取り入れることは、安静時の活動として最適です。

休息を取れば、確実にパフォーマンスは上がり、一段上のフィットネスレベルに達することができます。休養日は週に1~2日、そして完全に休む日は年に数回程度にしておくことをおすすめします。

たとえそれが直感に反するように聞こえたとしても、シンプルなものがトレーニングやダイエットの停滞を破るのに大きな影響を与えるのです。