ダイエットで一番減らしたい部分はどこかと聞かれたら、ほとんどの人はやはり「お腹の脂肪」をあげるでしょう。
もしかしたら、あなたも「ウエストの脂肪をなんとかしたい」「この頑固なお腹の脂肪をすべてなくしてしまいたい」と思っているかもしれません。
他の部分は痩せてきているのにお腹の脂肪だけがなかなか減らないと、「お腹の脂肪をなくすのは無理だ」と思ってイライラしたり絶望感を感じたりしてしまいますよね。
今日は、そんな「あなたを悩ますお腹の脂肪」を減らすためのヒントをご紹介したいと思います。
「部分痩せ」というダイエット神話
最初にはっきり言っておきますが、「部分痩せ」なんていうものはありません。
僕たちが自分の身体のどこを太らせるかを選べないのと同じように、望んだ部分を痩せさせることはできません。
がっかりするかもしれませんが、毎日何百回も腹筋やクランチをしたところで、すぐにお腹の脂肪が消え去るわけではありません。
しかし、良いニュースもあります。
それは「ダイエット(食事の改善)と運動を組み合わせれば、余分な脂肪を燃やすスピードを加速させることができ、お腹の脂肪を減らすのも早められる」ということです。
お腹の脂肪を減らすための3つのヒント
以下は、ストレスなく身体をコントロールしてお腹の脂肪を減らすためのヒントです。
1. 運動する時間を作る
お腹の脂肪だけをターゲットにすることはできませんが、運動自体はダイエットを加速させるのに効果的な方法です。
できるだけ毎日運動するようにしてください。運動はダイエットだけでなくストレス解消にも非常に効果があります。
もっと良いのは、「運動している間はお腹の脂肪となるようなものを食べることができない」ということです。
また、一日の最初に運動をすることで、その日一日の食事の選択が健康的なものになりやすいというメリットもあります。
2. 深呼吸をする
「鼻から息を吸い込み、お腹のなかで空気を広げて、口から息を吐き出す」という意識的な呼吸をするようにしてみてください。
仕事や家事で疲れたときやストレスを感じたとき、イライラしたときなんかにこの深呼吸を5~10回ほど行うと、心が落ち着いて元気を取り戻すことができます。
ストレスはダイエットの大敵です。蓄積したストレスは暴飲暴食につながります。ストレスを感じるたびに解消できれば、暴飲暴食やヤケ食いを防ぐことができます。
何かあるたびに思い出して、この呼吸法を試してみてください。特に、お菓子や不健康な食べ物を食べたくなったときにとても役に立ちます。
3. 肩を後ろに引いてお腹をへこませる
コーヒーブレイクの代わりにストレッチブレイク(休憩)をするようにしてください。
オフィスの椅子に座ったままでも簡単なストレッチやエクササイズができます。
座ったまま(もしくは立ったまま)30秒間お腹(腰)を引いてみてください。そうすることで、胃の中心の筋肉を鍛えることができます。
さらに少し時間があれば、まっすぐ立って肩を引き、背筋を伸ばして歩いてください。姿勢を良くすることで体調も良くなります。
まとめ
お腹の脂肪を減らすための3つのヒント
1. 運動する時間を作る
2. 深呼吸をする
3. 肩を後ろに引いてお腹をへこませる
お腹の脂肪を一瞬で消し去るような解決策はありませんが、運動を始め、食事を改善し、体型をコントロールするために努力するようにすれば、すぐに気分が良くなるはずです。
あなたの悩みの種となっている部分(お腹、太もも、二重あごなど)が何であれ、一貫した運動習慣と忍耐力があれば、体型を改善することができます。