食事やトレーニングをきちんと計画して実践しているのに、結果が出なくてうんざりしていませんか? もしかしたら、あなたは疲れているのかもしれません。
質の良い休養のための時間をつくりましょう。良い休息は、ときに優れたトレーニングと同じぐらい有益です。
あなたが忙しく、スケジュールに追われているときは、特に効果があります。
睡眠不足は、ダイエットや健康を妨げます。睡眠不足が続き、疲れが十分に取れない日が続くと、「眠れない循環」に陥ることもあります。
この記事では、ゆっくり休むことの効果をお話しし、睡眠の質を高めるためのヒントを紹介していきます。
睡眠は「トレーニングツール」
睡眠の質を向上させ、睡眠に関する良い習慣を身につけることは、あなたの身体や気分(メンタル)を改善するのに役立ちます。
- 睡眠不足は、糖分の多いお菓子やカフェインの摂取を促し、エネルギーの低下を引き起こします
- 炭水化物とカフェインを夜中に摂取すると、睡眠が妨げられ、眠れなくなることがあります
- 不健全な体重増加はストレスを感じさせます。そして高いレベルのストレスは、ダイエットや肉体改造の目標やあなたのメンタルにマイナスの影響を与える可能性があります
睡眠不足が続くと、この悪いサイクルが繰り返されることになります。
十分な休養を取らないと身体は疲労を感じます。そして睡眠の質も良くないと、だんだんと無気力になっていきます。
睡眠の質が悪いと、トレーニングのためのエネルギーを確保するのが難しくなります。
なぜ睡眠がトレーニングに不可欠なのか?
ジムでトレーニングをするだけでは、ダイエットや肉体改造の結果を効果的に出すことはできません。
運動は身体にストレスを与えます。このストレスに反応し、身体をリビルド(再構築)する能力が、身体の改善をもたらします。
だから、身体をリビルド(再構築)するための栄養と休養が不可欠なのです。
睡眠の質を高める4つの習慣
1. 就寝前のルーチンを作る
「温かいお湯とお気に入りの洗顔料で顔を洗う習慣は、私を良い眠りに誘(いざな)ってくれます。私はそれをすることで、その日すべての汚れやストレスを取り除いているように感じます」
― Samantha Clayton
2. テレビやパソコン、スマホを見ない
寝る前にテレビやパソコン、スマホを見ないようにしてください。こういったデバイスの画面は、あなたの感覚を刺激してしまいます。
ブルーライトをカットすればいいと思うかもしれませんが、寝る前にスマホを弄る癖がつくと、脳に「寝室は情報収集をする場所だ」という意識が刷り込まれ、休みたくても休めなくなります。
また、テレビをつけたまま眠ってしまった経験は誰にもあると思います。数時間後テレビの音で目が覚めると、まったく疲れが取れていないことに気付くはずです。
寝る前にテレビやスマホを見るのではなく、本を読んだりリラックスできる音楽を聴いて心を落ち着かせてください。
3. 深夜に甘いもの(砂糖)を食べることを避ける
寝る前に糖分の多い食べ物やお酒を摂ることは避けてください。
特にアルコールは睡眠周期のもっとも重要な部分を乱す原因となり、夜中に目を覚ます可能性があります。
より良い解決策は、簡単なヨガのストレッチで身体を落ち着かせるか、または瞑想を行うことです。
4. 電気を消す
光は刺激になるので、暗い部屋で眠ることが重要です。光にさらされることは、あなたの概日リズムに影響を与えます。
太陽のリズムに睡眠を合わせるのが、もっとも良いリズムです。
就寝時にはすべての電気を消してください。夜勤や仕事の関係上朝や昼間に寝ないといけない場合は、遮光カーテンの設置を検討してください。
また、頻繁に旅行するのであれば、旅行中はアイマスクを活用してください。
まとめ
睡眠の質を高める4つの習慣
- 就寝前のルーチンを作る
- テレビやパソコン、スマホを見ない
- 深夜に甘いもの(砂糖)を食べることを避ける
- 電気を消す
これらの睡眠の質を改善するヒントがあなたの役に立つことを願っています。