「運動をしなきゃいけないと思いつつも、どうしてもやる気が出ずに結局できなかった……」という経験はありますか?
そういった経験は誰にでもあると思います。もちろん、僕も何度も経験しました。
人生で本当に欲しいものを手に入れるには、一生懸命努力しなければなりません。そのためには、ときに犠牲が必要になることもあります。
何度もダイエットに挑戦しては諦める人、新しく運動を始めるがすぐにやめてしまう人、そんな人は大勢います。あなたにも心当たりがあるかもしれません。
運動習慣を身につけ、健康を改善することは、あなたにとってもっとも重要な目標であるべきです。
なぜなら、あなたの身体は何にも代えがたい、もっとも価値のあるものだからです。
僕は、定期的な運動と十分な栄養摂取によって身体のパフォーマンスを高く保つことは、他の何より優先されるべきものだと思っています。
健康上の目標を諦めるというのはすなわち、あなた自身を、そしてあなたの人生を見捨てるということです。
この記事では「運動のモチベーションを高く保つ方法」を紹介します。ぜひ実践し、運動習慣の確立に挑戦してみてください。
運動から得られる「報酬」
僕たちは、普通、大きな目標を達成するためには、時間が掛かることを知っています。
ときには、時間と努力が「報酬」をさらに良いものにします。運動から得られる報酬について考えてみましょう。
運動をすると、気分が上がり、身体が強くなり、スタミナがつき、エネルギーレベルが上がります。
僕にとって運動の最大の報酬は、気分が上がり、エネルギーレベルが上がることです。「運動すれば仕事や勉強がものすごく捗る」ということが経験上わかっているので、運動は絶対に欠かしません。
あなたにとって、運動の報酬でモチベーションになるようなものはありますか?
もし、運動から得られる報酬(成果)を自覚できないせいで運動を諦めたり怠ったりしているなら、結果を目で見える形にする必要があるかもしれません。
あなたは運動によって体重を減らしたいのかもしれないし、きれいなボディラインを手に入れたいのかもしれないし、あるいは子どもの相手をしても息切れしない体力が欲しいのかもしれません。
目標が何であれ、進捗状況を測ることが大切です。
あなたが運動の結果を「普段の生活をより快適にすること」に求めているのであれば、実際の生活でのフィットネスレベルをテストしてください。
- 買い物でいつもより余分に買い物袋を持てるようになった
- 休みなく階段を上がっても息が切れなくなった
- 仕事をしていて前より疲れにくくなった
そうしたことが実感できれば、たとえそれが小さな変化だとしても、自分を認めて褒めてあげてください。
そういった小さな変化に気付けるようになれば、モチベーションを維持するのは簡単です。
運動のモチベーションを高く保つ3つの方法
1. 運動強度を下げる(ただし運動自体はやめない)
運動しているのに結果が見えない場合は、数日間運動強度を下げてください。身体を休めるように低い強度の運動を続け、一週間かけて徐々に運動量を増やしましょう。
運動を減らすことは直感に反するかもしれませんが、身体を回復させ、運動の効果を開演するためには、身体に十分な時間を与える必要があります。
ちょっとしたヒント
運動の習慣に回復日を加えることを忘れないでください。
週に5回、筋トレやハードな有酸素運動に取り組んでいるなら、2日間はウォーキングや水泳で身体を回復させてください。
2. 運動をミックスして楽しむ
同じことを何度も繰り返すと、すぐに退屈し始めます。
また、同じ運動を繰り返すと、過度にケガをしたり、結果が出るのが遅くなったりする可能性があります。
運動を続けていると、身体はいずれその運動に適応します。そのため、改善し続けるにはチャレンジを拡大し続けなければなりません。
運動に楽しみをプラスできれば、毎回運動が楽しくなります。
ちょっとしたヒント
常に心身ともに楽しめるように、友人やサークルの仲間と一緒に運動したり、ネットのさまざまなトレーニングビデオを試してみたりしてください。
3. 目標を書き留める
運動する理由を見失うのは簡単です。なので、常に目標を思い出せるように、あなたが運動する「理由」を書き留めておくことがとても重要です。
小さな目標(そしてその先の大きな目標)にフォーカスし直すことは、モチベーションを回復させるのに役立ちます。
ちょっとしたヒント
「運動日記」をつけてみてください。
お気に入りのノートやダイアリーを買って、運動を通じて達成したいことを最初のページに書いてください。
そして毎日、「どういう運動をしたか」「何分できたか」「運動する前とした後ではどういう気持ちの変化があったか」などを書き込んでいくと、モチベーションを維持するのに役立ちます。
まとめ
運動のモチベーションを高く保つ3つの方法
- 運動強度を下げる(ただし運動自体はやめない)
- 運動をミックスして楽しむ
- 目標を書き留める
モチベーションがなくなる最大の原因は「諦める」ことです。しかも皮肉なことに、諦めかけている瞬間というのは、たいてい結果が出る直前なのです。
成果がすぐそこまで近付いていて、あとちょっと頑張れば手が届くという時に、諦めしまうのはとてももったいないと思いませんか?