グルテンフリーで原因不明の倦怠感、血便、脳のかすみを解消
Leaky Gut

原因不明の倦怠感、血便、脳のかすみ

パン、ラーメン、パスタからグルテンフリーなライフスタイルに。

私は中学生のころから「早弁タイプ」でした。
2時間目と3時間目の休み時間の5分で弁当を食べ終わり、昼は「購買」でパンを3個買う生活です。

「食事は早く終われば合理的」という考え方のまま、20代はファストフードにはまりました。

30年ほど前ですがコンピュター会社の営業マン時代、マックの100円バーガーが大好きでした。

お昼予算は1,000円と決めていたので、ハンバーガーを7個とⅬサイズコーラ&ポテト(大)のセットを食べるのが毎日の楽しみでした。

30代の前半には20キロも太っていましたが、「貫禄がついて、大人っぽくなった」と納得していました。

35才の時に食生活を改善し、健康を取り戻したわけです。詳細はここにあります。

 

パンは子供のころから好きだったので、ダイエット中もよく食べていました。

ここ16年くらいは、週に3回から5回はパン食でした。
新しいパン屋さんができると買いに行き、なじみのパン屋さんにもよく通っていました。
日に一度の食事が「パンと野菜とスープ」のような食生活が続きました。

11年ほど前に、非常にうまいラーメン店を見つけました。

すごく雰囲気も良く、リーズナブル、量がすごく多いので自衛隊員や警察官の常連客が多かったです。私も家族で週3回で2年ほど通っていました。

週に5回も通うと、お店のおかみさんから「体に良くないよ」と言われました。

おかみさん曰く「私は50年商売やっているけど、ラーメンなんか盆と暮れくらいしか食べないよ」

とのことでした。さすがです。

 

9年ほど前にはパスタにはまりました。

私は、一度気に入って「なじみのお店」ができると、「通うタイプ」のようです。
週に3回は近所のパスタ屋さんに家族で通いました。

ある日、仲良くなったパスタ屋の店長さんが、若い子を連れてきて「新しいアルバイトの○○です。よろしくお願いします」とあいさつに来てくれるようになりました。

「こちらこそ、よろしくお願いします。」
と答えはしましたが、私は「パスタ屋さんのオーナーか?」と思いました。

そこにも1年半ほど通いました。体調は安定的でした。

 

しかし、54才のとき突然、原因不明の倦怠感、血便、脳のかすみが出てきました。

「さすがに50もなかばに来たら、いろいろあるさ」なんて思っていました。

軽い血便が止まらないので、胃カメラと大腸検査を含む健康診断を受けました。

検査結果は、お医者さんが珍しがるほどの「完璧な健康状態」でした。

 

でも、カラダの声は「何かが変だ」と訴えています。

そんな時に「ジョコビッチの生まれ変わる食事」という本を読みました。

本に書かれている症状が私の感じている事と符合しました。
私は世界的なアスリートではありませんが、自分のカラダは「世界一大切」と思うタイプです。
「何かが変だ」と訴えるカラダの声のヒントが見つかった気がしました。

 

そこからは、グルテンをやめてみました。いわゆる「グルテン・フリー」のライフスタイルです。

 

一般的に、グルテンフリー関連する基本情報

 

  • グルテンは、小麦、大麦、およびライ麦に見られるタンパク質です。
  • パン、パスタ、シリアル、クラッカー、ビール、サラダドレッシング、スープ、および醤油に含まれています。

グルテンフリーとは、小麦、グルテンと書かれているものをカラダに入れない食生活ってことです。

スーパーで食品をひっくり返して「栄養成分ラベル」をみていただくとわかりますが、グルテンを含まない食べものは非常に少ないです。

 

十割ソバや米くらいです。なので、私の食生活もソバ、納豆、鍋になりました。

 

でも、最近は、グルテンフリー食品コーナーも増えてきましたので、あまり困らないかもしれませんね。

 

少し気を付けなきゃいけない事:

セリアック病(グルテン過敏性腸症)を患っている人はグルテンを食べると、小腸の内面を傷つける免疫反応を引き起こします。
その結果、下痢、ガス、鼓腸、および過敏症、筋肉痙攣、皮膚発疹、貧血などの症状がでます。
セリアック病は過敏性腸症候群、クローン病、憩室炎、慢性疲労症候群とも似ているといわれています。

病院では、血液検査と腸生検ではセリアック病の診断が可能です。
偽陰性(検査判断ミス)を避けるために、検査前には食事からグルテンを排除することを勧めています。

米国ではセリアック病は、約300万人ほどいます。未病の状態の「グルテン感受性を有する」と推定されている人は2000万人にも及ぶと言われています。日本では正確な数値は見られませんね。

話を簡単にすると、つまり、パンやパスタのような小麦食品を食べ物を食べると、太りやすくなり、脳には霧がかかり、うつ病っぽくなり、頭痛が増します。

 

セリアック研究センターの発表によると
「一部の人々は20、30、または40年間安全にグルテンを摂取し、その後突然問題を抱く」とのことです。

信頼できる感度試験がまだないので、あなたの倦怠感や体調不良がグルテン関連であるかどうかを判断する唯一の方法は、

「グルテン・フリー」のライフスタイルを試してみて、気分が良いかどうかを確認することです。
セリアックまたは顕著なグルテン感受性を有する場合、脳の霧、鼓脹、頭痛はすぐに消えていくはずです。

多くの人が「すぐにわかる」と感じるようです。

グルテン感受性は、にきび、酒さ、または湿疹につながる炎症反応を誘発することもあります。
あなたの食生活で「グルテン・フリー」を実行すると、気分、肌、腸の状態がよくなるかもしれません。

備考:

  • 「グルテン・フリー」のトレンドのおかげで、現在、グルテンフリーのマフィン、パイ、ケーキ、およびピザのカロリーは比較的低くなっています。
  • メーカーがトウモロコシやジャガイモデンプンを使用してテクスチャーを付けているため、グルテンフリーの中にはカロリーが高めのものあります。
  • グルテンを避けることで潜在的にビタミン欠乏症を引き起こす可能性があると考える専門家もいます。
  • 小麦はチアミンや他のビタミンB群(あなたの髪、皮膚、脳、神経の健康に関与する)が含まれる食品ですから、あなたが小麦をたべなくなった場合、他の食品やサプリメントで補うことが重要です。
  • さらに、グルテンを含まない食品は、従来のものの2〜3倍のコストがかかることがありますので、食費が上がる場合がありますよ。
あなたが原因不明の体調不良や血便、肌トラブルで困っているならグルテンフリーを試してみるのはよい方法かもしれませんね。