生理学的変化:加齢とともに起きる変化
痩せにくくなることについて3つのポイントの最後です
クラブのメンバーさんによく言われます。
痩せにくいのは「年齢」のせいですか?
病院に行くとなんでも「年のせい」と言われると、ぼやいていた奥さんもいました。
「年齢のせい」「原因は加齢です」って言われたら、納得しそうになりますよね。
でも、ダイエットの場合は少し、違います。
- 「年のせい」で筋肉が減ったから
- 「年のせい」で太りやすくなるから
- 「年のせい」で代謝が悪くなるから
って言われるかもしれませんが、
騙されてはいけません。
- 筋肉が減るのは、筋肉を増やす行動をしないから、
- 痩せる活動をしないから、太りやすくなる
- 代謝を上げる活動をしないから、代謝量が減ります。
全ては結果と原因があべこべです。
原因を変えましょう。
問題になっている原因を突き止めて、行動を変えて、結果が変わります。
具体的には
- 筋肉率は高いほうがいいので、筋肉率を上げましょう。だからといってムキムキを目指すような筋トレは必要ないですよ。筋トレを中途半端に頑張ると筋肉の上に脂肪が乗って余計に太ってみます。オムロンの体組成計で計測した場合の骨格筋率は女性は27%、男性は34%が目標です。 骨格筋率を計測できない場合は体脂肪率を目安にするのが簡単です。女性は25%以下、男性は20%以下を目標とします。BMIで22を目標にするのが厚生労働省の言い分です(BMIとはBody Mass Index、体重と身長から算出される肥満度を表す体格指数 計算式は=BMI = 体重kg ÷ (身長m)2 )このように数値管理できると明確になりますよね。
- 太らないように痩せる行動をしましょう。闇雲に運動をすればよいわけではありません。日常的にできる運動を増やせばいいんです。ただし、目安が必要ですね。一日30分で週3回できたら合格です。例えば徒歩15分の場所への往復なら、立派な運動です。 水泳もお風呂も運動です。ラジオ体操レベルで毎日できたら「優等生」です。
- 代謝のコントロールは、筋肉率と活動量を上げることで可能です。上記1と2ができたら代謝はがってきます。筋肉も代謝も可逆性があるの、年齢は関係ありません。今より少し頑張る行動が必要です。