水がカラダに与える影響
water scarcity on aging

水がカラダに与える影響のポイント

ポイントをまとめてみました。

  1. 体温調節 :水は熱しやすく冷めにくいです。水には元々、熱を持ったまま安定する性質があるので気温が変化しても、水を飲む事で体温を36~37℃くらいに保つ事が出来ます。つまり、水がヒトの体温を一定の適温に保っています。
  2. 老化防止 :みずみずしい肌作り。成人の場合約60%が水分といわれますが、乳幼児は70%以上もあります。赤ちゃんのみずみずしい肌は水分量の多さからです。そして、カラダの水分が減少していくのが老化の特徴。実際、25歳の人と75歳の人とでは水分含有率が25歳の62%に対し、75歳は53%。 体液や血液などの水分量は歳をとっても変わらないので、これは細胞内の水分量が減っているという事。いわゆる細胞が『しなびる』という事です。
  3. 毒素排泄 :体内の毒を洗い流す。例えば。女性に多い膀胱炎などの治療に水分摂取を行いますが、膀胱炎は下水管が汚れた状態と同じです。水には体内にたまった老廃物を外に排出する働きがあります。ちなみに健康な成人の1日の排尿量は平均1,500cc。内、最低500ccを1日に出さないと老廃物は出し切れない。尿の出が悪いとそれだけ体内に老廃物がたまっていく事になるので、水分はたっぷりとって体内の老廃物を洗い流す事が大切です。
  4. ダイエット効果 :食欲のコントロール。空腹時の胃袋に水を少し流し入れておくことで胃液が薄まり、空腹感がおさまるので、食事の前に水を飲みましょう。水はノンカロリーなので、食前だけでなく飲みながら食事することで、少量で満腹感も得られます。 また、水分摂取により新陳代謝が良くなり発汗作用も促進されます。この活動が盛んになればなるほどエネルギー消費も高まり、結果としてダイエットにつながっていきます。(※新陳代謝とは、生きる為に必要な物質を摂り入れ、不要となった古い物質を体外に出す働きのことです)
  5. 生活習慣病予防 :血液をサラサラに。血液というのはいつも一定の状態ではなく、1日のうちでもサラサラの状態の時もあれば、トロッとした粘着性の状態の時もあります。この原因の1つに血液中の水分不足が挙げられます。夜の就寝中は長時間水分補給がされないので、朝の起床時には血液は濃い粘着性になっています。日中、十分に水分を摂っていれば問題ありませんが、流れにくい血のままだと動脈硬化・脳卒中などの疾患を引き起こす恐れもあります。いつも水分補給をし、血液の濃度を薄め流れをスムーズにする事が、生活習慣病の予防にもなります。

減量と水のポイント 

  •  1日コップで8杯の水は飲みましょう。約2000mlです。 一度に飲む必要はありません、いつも喉が潤っている状態がいいです。
  • 水の摂取で新陳代謝が上がり、カロリーの燃焼を3%早める事が出来ます。
  • 食事の前にコップ1杯の水を飲む。
  • 食事中にも水を飲みながらの食事をする事で、必要以上の食べ過ぎを防げます。
  • お腹が減った時。水を飲む事で空腹を和らげる事が出来ます。
  • 運動をする時は水分補給をしっかり行ないましょう。飲まないと死にます。
  • お風呂に入る前とお風呂上がりには水を摂取しましょう。 お風呂に入る前に水を飲む事でより代謝を高める事が出来ます。 お風呂はシャワーで済ませずに、代謝をより上げる為に湯槽につかりましょう。
  • 長湯の人は、入浴中も水分補給をしてくださいね
  • 寝る前にコップ一杯の水を飲む事は健康上も大変良い。のは「あたり前田のクラッカー」です。

ダイエット中は普段より多く水を摂取しましょう!

 

ダイエットはデトックスをするので、いつも以上に水分が必要ですよ