「老化」は「老いて化ける」と書きます。
老化は自然なことで、川の水の流れのように当たり前に下っていきます。
「若返る」ということは、この川の流れを逆行するような感じです。
川の流れに逆らって、川上に泳ぎ続けるには無理があります。
でも「エンジン付きボート」があれば川の流れに逆らって上がっていけますね。
この「エンジン付きボート」のような「若返りの3つの秘訣」を今日はご紹介します。
秘訣No1_見た目の老化対策
「若返りの3つの秘訣」を知るために、「老化」の要素を明確にしましょう。
見た目の老化の3つの原因は、
- 血管の老化
- 筋肉と骨の老化
- 肌の老化
です。
この血管、骨、肌 の老化の根本原因は「コゲ」と「サビ」です。
「サビ」とは 酸化すること。
空気中には酸素があるのでどこでも酸化します。
具体的には、リンゴを切って時間が経つと表面が赤茶っぽくなるのが「酸化」ですね。
細胞は、紫外線(日光)、有害物質(タバコ)、ストレス、金属などで酸化するので、人間は生きてるだけで、サビだらけです。
コレステロールが高い人は、なぜよろしくないのか?
血管内の余剰コレステロールが「酸化したコレステロール」となって動脈硬化を進めるからです。
細胞膜やDNAが酸化で傷が付くと細胞破壊やガンが発生します。
つまり、酸化は老化の始まりですね。
解決するには、ビタミンCなどの抗酸化物質で活性酸素を抑えることです。
毎日、充分なビタミン・ミネラルが必要です。
抗酸化成分ががふんだんに摂取することで、酸化を抑え若返ることが可能です。
次に、
カラダが「コゲる」ことを糖化と言います。
「糖化」とはタンパク質や脂肪などが糖と反応して変質することで、ホットケーキを焼いた時の表面のように褐色になることです。
メイラード現象と言いますが、昔の「カルメラ焼き」のような状態ですね。
糖尿病が進むと肌を作るタンパク質(コラーゲン)が糖化し、肌構造が破壊されハリのない黒ずんだコゲた肌になります。
血液中のコレステロールが糖化すると、血管内がコゲついてかさぶたのようになって動脈硬化が起こります。
ゆえに血糖値が高い人は糖化が起こりやすいです。
秘訣No2「血液と血管の老化対策」
若いときの血管はゴムホースのように柔らかいので血液の流れや少しくらいの高血圧に負けないのですが、血管が老化すると硬く狭くなり血液は詰まり易くなります。
血液がサラサラで健康であれば問題ないですが、中性脂肪やコレステロールが高ければ血管は老化します。
コレステロールが糖化すると「糖化コレステロール」に変わり、血管の詰まりが加速度的に早まります。
解決策その1:血糖インデックスの低い食品を食べる。
GI値(血糖インデックス)の高い食べ物を食べると、血管の老化を早め疲れさせます。その結果、あなたは眠くなります。
GI値(血糖インデックス)とは、ブドウ糖を100としてハチミツが95%、白米は75%、 そば50%、大豆が10%という順番です。
ゼロに近いほど血糖値の上昇がゆっくりになり、血管にも負担が少ないです。
55以下が低GI食品に分類され、上がりにくいとされています。
しかし、低GI食品でも量をたくさん食べると、血糖値は上がります。
糖化の何が悪いのかといえば、
糖化によって生じる老廃物、つまり、おコゲ(AGEs)の蓄積が健康被害を起こします。
おコゲ(AGEs)を減らす方法には3通りあります。
AGEsを
1.作らせない、
2.分解する、
3.無効化する。
タンパク質が体内にちゃんと入っていると、ケトン体とAGEがともに減少することがわかっています。さらに酸化対策の抗酸化栄養を摂取していれば「糖化プロセス」をブロックすることが可能です。
ダイエットクラブのハーブティにはカテキンなどの抗酸化フラボノイドが含まれているのでAGEs生成を抑える事ができますよ。
血管を若返らせる成分NO(一酸化窒素)で、血管を広げ、
DHAとEPAで血液をサラサラにして、最後に、血管のパイプマンのオキアミオイルなどで血管と血液の老化対策は完璧ですね。
血管と血液をお持ちの方はこの3点セットを取り入れると若返りますよ。
秘訣No3_「筋肉と骨の老化対策」
肥満の問題も解決し、血管、血液系の問題もない。という状態になれば、残るは、筋肉と骨。
「うちのおばあちゃん、太ってもいないし、コレステロールや血圧の問題もないんだってー、でも、寝たきりで、海外旅行なんてぜんぜん行けないですよー」
という状態になるのは、本人も辛いし、家族の負担も大変です。
筋肉と骨は、三十代からジワジワ弱くなっていきます。
- すぐに息が切れる。
- カラダが重い。
- とっさの反応が鈍い。
- 出かけると疲れる。
- 買い物の荷物を持つのが重い。
というのは、老化を感じる瞬間です。これは加齢のせいで筋力が低下したからです。
たとえば、50キロの筋力を持っている人が、5キロのお米を持つ場合、
10%の出力なので、軽々と持つことができます。
車でいえばポルシェが時速90kmで悠々とドライブする感じですね。
ところが、筋力が10キロしかない人が、10キロの米袋を持つ場合は、
100%の出力ですので、かなりの大変な作業です。
この時は軽自動車で高速道路を時速120kmで走る感じですね。コワイですね。
こんな状況では、生きていくだけで疲弊こんぱいするのです。
でも、大丈夫!
実は、筋肉は「可逆性の組織」といって、何歳からでも鍛えると若返ることが可能です。筋力の向上は体力年齢と、見た目の向上に直結します。そして、体力年齢は生活の質に大きな差をもたらします。
筋肉細胞は運動すると一度破壊されますが、その後修復されさらに強くなります。
この再生プロセスを「超回復」といい、これによって筋肉が増加していきます。
「もう、年だから・・」というのは言い訳で、
人間はいくつからはじめても遅いと言うことはありません。
骨に刺激を与えて、カルシウムを定着させる。
人の骨量は30代から徐々に減り始めます。
女性の場合は閉経期からぐんと減少し、80代では若い頃の60~70%になります。
骨がもろくなると転倒やちょっとした圧迫でも骨折します。骨折から寝たきりなどにつながります。
運動不足も骨の老化の大きな要因です。
運動によって骨に適度に刺激が加えられないと、カルシウムは骨の細胞に吸着されずに体外へ排出されます。
骨を丈夫にするには、栄養が必要です。
カルシウムやビタミンをしっかり取りながら、大きな力を瞬間的に加えるタイプの運動を取り入れる必要があります。
人間は上下動をしなくなると、骨がもろくなります。
散歩のようなウォーキングだけでは、骨は強くなれません。
軽くでもいいので、上下動のあるジョギングがいいですね。
痩せやすくなる運動とそのメカニズム
「筋肉がフライパンで、脂肪がラード」というお話を覚えていますか?
「筋肉率が高くなると痩せやすくなりますよ」という話を良くするのですが、このフライパンを火にかけなければ、ラードは溶けないです。
つまり、冷えていると痩せにくいので体温を上げることが重要です。
体温を上げる方法は3つあります。
そのうちの一つが運動ですね。では、どこで、どのように運動するか?
「痩せるためにはどんな運動がいいの?」とか、
「運動不足を解消するためにはどうすればいいの?」って考えると、普通はスポーツジムやフィットネス・クラブにいきますね。
場所と時間の制約や、行けなくても引き落とされる毎月の会費を考えると、すこしうんざりします。
お金がかからないのはジョギングとかランニングですが、冬は寒いし、夏は虫が口に入ってきます。春と秋は季節は良いですが、札幌の円山周辺では熊が出没します。
さらに、日焼けで老化が進むのでは、残念です。
そんな方には、ダイエット・クラブの運動クラス「24フィット」が最適です。
これは、すぐにできてすっごい簡単!しかも、一生涯の運動習慣を身に着けることができます。
「24フィット」プログラムは運動生理学の権威で、この分野でノーベル賞があれば受賞すると言われているロバート・フォスター博士が開発した科学的根拠に基づいた世界最高峰の家庭用ワークアウト・プログラムです。
フォスター博士はシャラポア選手やアガシ選手の「怪我のない最強のカラダを作り上げた」ことで世界的に有名です。
週に一度、30分の運動のクラスに参加すれば肩こりも吹っ飛び肌が見違えるように輝いてきます。
カラダの中からあふれるようにエネルギーも沸いてきます。
転びにくいカラダが出来上がり、90日後には完璧な運動習慣が身につきます。
運動器具は一切必要ありません。
旅行に行く体力も戻ります。
寝たきりにもならず最後の最後まで、家族に迷惑をかけずに一人でトイレに行ける自信が付きます。
これは一生涯の財産です。