生活は何も変わっていないのに、体重が増え何をやっても痩せない、、、
よく言われます。
若いときは好きなだけ食べても増えなかったし、すこし気をつければ体重はすぐにもとに戻った。という経験はありますよね。
でも30代後半から40才をすぎたあたりから・・・人によって年令に関係なく、体重が増えると戻りにくくなります。
私の場合は27才から32才までの5年間で20キロ増えました。
痩せたくて始めたスポーツジム通いや筋トレ・食事制限を頑張って、増え続けたのです。このときの体重増加減少は原因不明です。
- 生きているだけで太っていくのです。
- 仕事で疲れて、夜遅くに食事して、朝起きたら2キロ位体重が増えていくんです。
- 水を飲んでも、空気を吸っても体重が増える感覚です。
これ本当に気が変になりますよ。
「どうしちゃったの?」って感じです。
だから、カウンセリングで相談にきた方が困って、お悩みを打ち明けてくれるときは、すご~くよくわかります。
ダイエットは千差万別
個別にお話をよく聞くといろいろな原因が見えて来ます。
よく言うのはこんな感じです。
- なにも食べてないんです
- 生活は全く変わっていないです
- 食事は増えてないです
- やっている運動は変わりません
- ストレスはすこしあるかもしれません
要するに「体重が増える原因は思い当たらない」と言います。
さらに良く聞いていくと、、、
- コロナですこしストレスがあります
- 外食が多かったにのに、最近は家で食べます
- 運動は少し減っているかも
- おやつも少しふえたかも、、
少しの変化はあります。という感じですね。
つまり「原因は自分は気づかない」ようです?
ポイントが3つあります。
- 食生活の変化
- ライフスタイルの変化
- 生理学的変化(年齢とともに起きる変化)
食生活の変化といわれても、食事は毎日違うものを食べるのが当たり前。どちらかといえば毎日同じものを食べている人のほうが珍しいです。だから変わっていないと思っても、実はそこに大きな変化があるかもしれません。
具体的には、
- マッサージのお仕事をしていたある女性は、お客さんと接近することが多いので「のど飴」を食べていました。仕事が少ないときは10個くらい。仕事が増えて人に合う回数が増えると「のど飴」が増えます。気がついたら毎日20個食べていました。
- 外食が多かったOLさんは密を回避するために、個食に変わりました。つまり以前の昼食や夕食は、みんなでワイワイ食べていましたが、ここ最近は、一人で食事をすることが増えました。食事作りは面倒なので、コンビニ弁当が増えました。
- 認知症が始まった60代の女性は、食べた記憶が飛ぶというか曖昧になるので、毎日おやつを食べるようになりました。お団子とか、チョコとか、仏壇用のお菓子とか、、、ちょこっと毎日、2~3個たべるそうです。
大したことはないと思っても、
- 「のど飴」で増えたカロリーは10個x20Kcal =200Kcal 200Kcalは1ヶ月で6,000Kcal 体脂肪は1Kg=7,200Kcal ですから一ヶ月で約1キロ弱増えます。
- コンビニ弁当は700Kcalとして2回食べると1,400Kcalです。痩せている女性は1,000Kcalで現状維持します。摂取カロリーを毎日400Kcal増やすと一ヶ月で12,000Kcal、6ヶ月で72,000Kcal=10キロ体重が増える事になります。
- お団子、チョコ、お菓子は一つ100Kcalです。3個で300Kcal 1ヶ月で9,000Kcal つまり月に1,2キロは体重が増える計算ですね。
これで増える理由は説明が付きます。問題はどのように解決するか?ですね。
このような問題を一つ一つ解決するとダイエットはうまくいきます。
今日は少し長くなったので、
ライフスタイルの変化
生理学的変化(年齢とともに起きる変化)いわゆる「年を取る」ってことです?
については別の記事で詳しく書きますね