有酸素運動で痩せる
有酸素運動は体を動かしながら瞑想しているような状態とも言えます。
運動を開始して体の動きに集中していくうちに、ストレスを感じていた状態が次第に落ち着き、運動を終えた後には、体には疲れを感じているかもしれませんが、精神的には元気になっていることでしょう。
有酸素運動がもたらす体の内部での変化をいくつかご紹介しましょう。
体重が減る!
有酸素運動で運動量を増やすと、体はその分より多くのエネルギーを燃焼します。
長期間の有酸素運動の主なエネルギー源は蓄えられた脂肪です。
こうしたエネルギー消費の増加にカロリー摂取の削減を組み合わせれば、体重の減少につなげることができるでしょう。
ストレスも減る!
有酸素運動はエンドルフィンと呼ばれる幸福感をもたらす脳の神経伝達物質の生成を促します。
これはよく「ランナーズハイ」と呼ばれるものですが、テニスやウォーキングなどからでも同様の作用を得ることができます。
安静時心拍数の低下
運動中は普段よりも早いスピードでの血液循環が必要になるため心臓に負荷がかかりますが、その結果心臓はより効率的に血液を循環させるようになります。
これによって心臓は以前よりも少ない労力で動くようになり、次第に日々の動作が前よりも軽くこなせると感じるようになるでしょう。
この変化は多くの場合安静時心拍数の低下からみることができます。