おやつをやめた方が良い理由
quit sugar

おやつをやめた方が良い理由

理由1:砂糖はキケンです。

砂糖とビタミン

砂糖はからだの中のビタミンやミネラルを食い荒らします。
「脳ビタミン」ともいわれるビタミンB(特にB1)は、糖を分解する過程で使われるビタミンで、脳のはたらきには欠かすことができません。

砂糖の摂取でビタミンBを浪費しますから、子供たちが校内暴力などを起こす原因の一つが、B1の不足であるともいえます。

砂糖と痴呆

痴呆老人に「若い頃、甘い物をよく食べていた」人が多いです。
若い頃から生活を共にしていた家族からの聞き取り調査では83.7%の痴呆患者が「好んで甘い物を食べていた」そうです。

砂糖と骨粗鬆症

砂糖は強い酸性食品。

食品のアルカリ性や酸性はどちらがいいということではありせんが、人間の血液はほぼ中性ですので、酸性食品を摂りすぎるのは良くないです。

動物性食品を摂取することの多い現代人の血液は酸性に傾きやすいのですが、さらに多量の酸性食品=砂糖を摂取するとどうなるでしょうか?

体内では血液の状態を中性に維持しようと、アルカリ性のカルシウムイオンを動員します。

つまり砂糖の過剰摂取によって、からだの中のカルシウムは骨を作るのに使われず、体外に排出されてしまいます。
若い頃は問題ないように思える砂糖の過剰摂取は、知らない間にカルシウムを骨から抜き取り、骨粗鬆症の下地を作っているのではないかと考えられています。

砂糖の過食で起こる可能性のある疾患

・糖尿病 ・低血糖症 ・胆石、腎石  ・骨粗鬆症  ・白内障  ・緑内障
・ひどい便秘 高カリウム血症は腸の蠕動をなくし、ひどい便秘をまねく。
・膠原病(リウマチ、SLEその他)  ・肥満  ・高脂血症  ・脂肪肝
・心臓病(心臓病のほとんどは白砂糖の害による相対的高カリウム血症が問題となる)
・浮腫  ・子宮筋腫  ・月経困難  ・不妊  ・婦人科疾患  ・脳卒中
・冷え性=微小循環不良  ・流産  ・めまい  ・メニエール氏病
・子宮内膜症  ・湿しん(アトピー)  ・奇形児出現  ・全ての皮膚病
・アルツハイマー  ・老年痴呆  ・腎臓病、腎障害  ・肝障害、肝炎
・アレルギー性鼻炎  ・胃炎、腸炎、膵炎、肺炎、胆肝炎  ・癌
・痔  ・脱疽  ・高血圧症  ・関節炎、その他すべての痛み  ・脱毛、白髪
・膀胱炎  ・腎盂炎 ・気管支炎 ・菌血症  ・易感染症  ・水虫(白せん菌)
・歯槽膿漏、虫歯  ・蓄膿症  ・中耳炎  ・外耳炎  ・耳鳴り  ・難聴 
・あらゆる神経疾患 ・パーキンソン病子供の砂糖摂取を深刻に考える

砂糖は麻薬と同じです。

砂糖には常習性があります。
つまり麻薬と同じなんです。それぐらい怖いもので、幼い頃から砂糖を使った甘いお菓子を食べていると、いつまでたっても砂糖を欲しがるようになります。

食べたらいけないと頭ではわかっているのに、チョコレートやケーキを食べてしまう。
そんな人も多いのでは? 
そういう人は,すっかり砂糖の虜になってしまっている恐れがあります。

脳の発達に悪影響も
甘いお菓子でカロリーを取ってしまうと、ご飯をしっかりと食べることができなくなってしまいます。
そうすると栄養失調になって、体を壊してしまいます。
カロリー不足の栄養失調ではなくて、本当に必要な栄養が足りなくなってしまいます。

洋菓子やスナック菓子よりも怖いのは、清涼飲料水や乳酸飲料水などです。
炭酸飲料水(コーラ等)には物凄い量の甘味料が使われています。

このような飲み物に使われている甘味料は、砂糖と同じような悪い影響を持っているばかりか、噛まなくてもカロリーを取ることができてしまうため、あごの発達を妨げその結果として脳の発達も妨げてしまいます。

スポーツドリンクも同じ。たくさん汗をかくと、水分と一緒に塩分が体から出て行ってしまうため、酷い場合には熱中症にかかってしまうこともあります。

水だけでなく、塩分を取るようにしなければなりません。
そんなときスポーツドリンクは飲みやすくて手頃ですが、甘味料をたくさん含みすぎている為、カラダには決して良くありません。

砂糖が落ち着きのない子をつくる

 

最近の若者は「切れやすい」と言われます。
少年犯罪も凶悪化するとともに、件数も増加しています。

粗雑で,乱暴で,落ち着きがなく,忍耐力もない.

このような症状の原因の1つが低血糖症であると言われています。

低血糖症は、甘いものを食べすぎることで起こります
犯罪にまで結びつかなくとも、甘いお菓子を与え続けると、子供は粗雑で落ち着きがなくなります。
甘いお菓子やジュースを子供に与えるのは、できるだけ避けましょう。

離乳食をはじめて、子供が色々なものを食べるようになると、キーキーと泣き叫ぶ(不機嫌になる)ようになって親を困らせることがあります。

理由がはっきりしていれば良いですが、キーキーと言う理由がわからないと本当に困ってしまいます。

どうしてあげたら良いのかわからないと親は精神的にも参ってしまいます。
実は、このような子供の症状は、砂糖の取りすぎが原因であることも多い。
自分がお菓子を我慢できないからといって、子供にお菓子を与えるのはいけませんね。

強い意志でお菓子を控えましょう。

3歳までが鍵です。

子供は3歳までに食べるものが好きになるという事が様々な研究等からも明らかになってきています。

例えば,子供が3歳になるまで砂糖やお菓子を全く与えずに育て、幼稚園に入るようになってからはお菓子を食べてもいいことにした場合、その子が誕生日パーティなどでケーキや他のお菓子をほとんど食べたがらない。
という事が分かりました。

3歳頃まではむやみにスナック菓子や砂糖をできるだけ与えない事を心がける事も、子供の将来を考える上で親の重要な役割なのではないでしょうか。

私達が気付かず摂取している砂糖例えば、特に砂糖含有量の多い清涼飲料水やジュース類は500mlのペットボトルに換算すると、サイダーで35g、ネクターで70g、キリンオレンジで60g、コーヒーで50g、コーラで60g、ファンタで70g.

水分補給にと、健康的なイメージを演出するスポーツドリンクでさえ30gの砂糖を含有している。

調査によれば糖度の平均値は天然果汁で9.9%、果汁入り飲料で9.5%、炭酸飲料で8.4%スポーツ飲料で5.2%と言う数字が出ている。

次にお菓子類。砂糖含有量と1回に食べる量から推定した砂糖摂取量は、汁粉で39g、練り羊羹で30g、チョコレートで20g、カステラで20g、ドーナッツで18g、ケーキで15g、おこしで18g、クッキーで13g、ドロップで8g....。

朝ごはんは菓子パンにジュース、おやつはチョコレート、お風呂上りにスポーツドリンク。

 

こんなよくある食習慣が様々な病気の根っことなっていることを、飽食の時代に生きる私たちはもっと知るべきでないかと思います。

砂糖は身体に必要のない食品です。

ただし食生活に大きな喜びを与えてくれたり、食生活そのものを豊かにしてくれることは事実。

健康な方は、ほどほどに上手にお付き合いしていってください。

 

ポイントは、

1)空腹時の摂取を控える。特に朝起きて缶ジュース、缶コーヒーだけはだめ。食物繊維を多く摂取しているなら適量を。
できれば白砂糖、合成甘味料以外の甘みを。

2)体調の悪いとき、アレルギー症状のある人は極力避ける。風邪をひいたとき、食欲がないからといって甘い物だけを食べるようなことはしない。ウィルス性の疾患では砂糖はウィルスのえさになってしまう。

3)味覚形成期、離乳期に甘みの強いものを与えないことで、微妙な味覚が形成されるのを妨げる。