「今のトレーニングじゃ物足りない、もっと自分を追い込みたい」というストイックなあなたにおすすめなのは、「タバタトレーニング」です。
あなたの現在のフィットネスルーチンにタバタトレーニングをプラスすることは、あなたの全体的なフィットネスレベルを改善し、極限まで追い込むための素晴らしいアプローチです。
今日はそんなタバタトレーニングについてお話ししていきます。
タバタトレーニングとは
立命館大学スポーツ健康科学部の田畑泉教授が科学的メカニズムを証明したインターバルトレーニング。身体には「有酸素性エネルギー(酸素を取り込んでできるエネルギー)」と「無酸素性エネルギー(酸素を使わずにできるエネルギー)」の2つのエネルギー供給機構がありますが、タバタトレーニングは短時間でその2つのエネルギー供給機構を同時に鍛えることができる超効率的トレーニングプログラムです。
タバタトレーニングは、20秒の運動と10秒の休息を1セットとして、8セットで疲労困憊に至る間欠運動を行う運動法です。伝統的なタバタトレーニングは4つのエクササイズで構成されており、エクササイズ時間はわずか4分になります。
タバタトレーニングは、HIIT(高強度間隔トレーニング)の組み合わせで構成されています。タバタトレーニングのルーチンでは、短い休息を取りながら強烈な運動を繰り返す必要があります。
多くの人がこのスタイルのトレーニングを好むのは、ジムでの時間を最小限に抑えて最大限の結果を得ることができるからです。特にスケジュールが詰まっていて忙しい人にとって、「短時間で結果が出る」というのはタバタトレーニングを選ぶ大きな理由になります。
タバタトレーニングはわずか4分で効果が出る
と言われています。
ですが、4分は多くの人にとって十分ではなく、運動にもっと長い時間をかけることをおすすめします。
ワークアウト時間を20分に近づけるために、3つまたは4つのトレーニングを追加すると良いでしょう。
その理由は、僕自身の経験にあります。
僕が3日で体脂肪率を6%減らした運動法
僕は、とある運動法を取り入れて3日で体脂肪率を6%減らした経験があります。
それはタバタトレーニングではありませんが、特徴はタバタトレーニングとほとんど同じの「サーキット・トレーニング」と呼ばれる運動法です。
サーキット・トレーニングも、短い休憩を挟みながら高強度の運動を繰り返していく運動法です。
僕はこれを、毎朝約一時間行いました。その結果が3日で体脂肪率マイナス6%です。
タバタトレーニングは上級者向け
タバタトレーニングは信じられないほど激しい運動です。そのため、初心者にはおすすめできません。
タバタトレーニングを行いたい場合、怪我をしてなく、健康体で、中級または上級レベルの運動をこなせる状態である必要があります。
タバタトレーニングや高強度のサーキット・トレーニングは確かに大きな結果が出ます。
しかし、それは運動強度が信じられないほど高いからです。今の僕ですら、終わったあとはハァハァと全身で呼吸し、しゃがみ込んで息を整えないといけないほどです。
なので、もしあなたに現在運動する習慣が全くないか、怪我をしていたり何か健康上の問題を抱えているなら、タバタトレーニングを行うことは避けてください。
まずは強度の低い運動から始め、筋力と体力をつけてから、徐々にレベルを上げていくことをおすすめします。