タンパク質ってなぜ必要?
タンパク質は英語でプロテインといいます。
このタンパク質は本当に私達の身体に不可欠な栄養素です。
皮膚、骨、筋肉、毛髪、血液など、体を構成する成分となるほか、酵素や神経伝達物質などもたんぱく質をもとにして作られます。
たんぱく質には、
- 肉や魚、
- 卵、
- 乳製品などの動物性たんぱく質と、
- 穀類や
- 豆類などの植物性たんぱく質があります。
この動物性脂肪の摂り過ぎた場合は、肥満や動脈硬化などの生活習慣病にかかる危険性が。
肉や魚などはタンパク質が含まれてはいますが、脂肪分も一緒に摂取してしまいます。
なので、献立を考える際には、動物性のたんぱく質よりは植物性タンパク質(穀類や豆類)を優先してください。
豆腐入りみそ汁はいいですね。
これらの事を踏まえて、食事は肉や魚ばかりという偏った献立ではなく、バランスの良い食事を採る事が大切。
夜9時以降の食事
- 寝る迄の間に身体を動かしたりして消費するカロリーが非常に低くなる為、
- 他の時間帯に同じ物を食べた時の約2倍のカロリーを摂取したも同然の結果となる、という事も是非、覚えておいて下さい。
タンパク質がどう体重に影響するか?
タンパク質を摂取すると、交感神経が刺激され活性化する事で、身体の中で体重がやたらに増えないように調節が行われるようになります。
逆に、タンパク質が足りていないと空腹をより感じるようになり「お腹が空いた」という信号が脳に送られます。
あなたは運動等をして燃やす消費カロリーが一番の消費カロリーとなると思っていませんか?
実は、ダイエットに一番大事なのは基礎代謝
- 消費カロリーの内訳は、食事をする事で燃焼するカロリーは消費カロリーの全体の10%、
- 運動も含め生活活動により消費するカロリー(生活活動代謝)が20~30%、
- そして、ただ、呼吸をしているだけ、寝ているだけでも消費される基礎代謝が消費カロリーの60~70%を占
めています。
という事はこの基礎代謝を上げていく事が一番大切ですが、残念ながら基礎代謝は年齢と共に減少します。
理由は基礎代謝は筋肉量に比例するからです。
- 通常は歳と共に筋肉量が落ちるので、必然的に基礎代謝も落ちていきます。
- 基礎代謝が落ちると以前と同じような食生活をしていても、どんどん体重は増えていくという結果を招いていきます。でも、大丈夫です!
- タンパク質は筋肉を作ります。
- タンパク質を摂取する事によって、
- 筋肉量を上げて、基礎代謝を活発にする事で、
- 太りにくい身体自体を作っていく事が出来るんです!
運動をする事でダイエット出来る理由
運動で燃やしている消費カロリ一が一番の理由ではなく、
- 運動をする事で筋肉が作られ、
- それによって基礎代謝が活発になるから太りにくい身体を作っていく事が出来ている、という事。
良質なタンパク質摂取のアドバイス
低カロリーで良質なタンパク質を摂取するには大豆や納豆等の植物性のタンパク質はとても好ましいです。
お料理のバリエーションがある方は、色々と工夫してバランスの良い食事プログラムを組めると思いますが、そうでない方や面倒くさがりの方は、毎日、豆腐と納豆だけではどう考えても食事が楽しくないですし空きます!
もっと簡単で良い方法はないの?という方にはプロテインを取り入れる事をお勧めします。
最後に1日に必要なタンパク質の量を除脂肪体重から計算する方法
体重70kg、体脂肪率30%の人の場合
- 70kg -(70kg × 0.3) =49kg(除脂肪体重)
- 49kg × 2.2 = 107.8g
- この人に必要な1日でのタンパク質量は107.8g